北海道のミステリー・パワー・スピリチュアル

ムシャクル様 中編の情報

北海道のミステリー・パワー・スピリチュアル

ムシャクル様 中編

前回の続きです。

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 トイレから少しでも早くこっそり逃げ出したいAさんしかしトイレから出ようとするとまるでドアの前で誰かが飛び跳ねる音が聞こえてきた、不思議なことに飛び跳ねる音の感覚が異様に長くまるで高跳びをしているようだった。
Aさんはついに環状が抑えられなくなりおさえようのない怒りと殺意を覚えた。 ドアを勢い良く破り飛び出すと勢い良く廊下に飛び出すとそこには誰もいなかった。Aさんは涙が止まらなくなりこのままではここにいる「なにか」に殺されるのではないかと思った。
 混乱するAさんの頭に不意に考えがよぎった「あのババアを殺せばいいんだ。あいつは嫌な奴だし、それに弱そうだから、多分簡単に殺せるはずだ。」完全にパニックになった頭でAさんは建物を飛び出した。外に出ると何やら床をさぐるおばあさんの姿が見えた。不意にさっきを感じたおばあさんは咄嗟に軽トラックに逃げこみ鍵をかけた、澄んでんのところでおばあさんを殺し損ねたAさんは勢いそのままにトラックに突っ込んで頭をうち軽い脳震盪を起こしてしまう。 薄れていく意識の中でおばあさんはAさんになんだか臭い、変な水をふりかけた。そしてAさんは意識を失った。

 目を覚ますとAさんは病院にいた。そばにはおばあさんと警察の人がいました。訳を話しおばあさんに謝罪を述べると意外なことにおばさんは同情しながらAさんに『ムシャクル様』に祟られたのだと伝えた。

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