大成町宮野事件〜本当にあった怖い話

北海道のミステリー・パワー・スピリチュアル

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大成町宮野事件〜本当にあった怖い話

1977年、北海道の大成町宮野で、釣り人がヒグマに襲われ犠牲になった事件です。 9月23日、炭鉱の沢へイワナ釣りに出かけた男性が、茂みから獣の恐ろしい息づかいを耳にします。
まもなく茂みから、巨大なヒグマの顔が現れました。驚いた釣り人はたちまち道具を放り出して一目散に逃げ出します。 パニックに陥った釣り人は、逃げればヒグマに追いかけられることなど念頭にありません。逃げまとう釣り人を巨大なヒグマが追います。 釣り人は山道を駆けのぼり、道に出ます。その道ばたには車が停めてありました。

しかし、車のカギはロックしてあります。釣り人には立ち止まって、鍵を開ける余裕がありませんでした。ただヒグマに追われながら、車の周囲をグルグル回ることしかできませんでした。
逃げながら、必死に車のドアのロックを開けようとしましたが、ついにヒグマに捕まってしまいました。 そこに通りがかったダンプカーの運転手が、ヒグマと釣り人を発見しました。
運転手は、ヒグマに引きずられながら「助けてくれ~!」と叫ぶ釣り人を目の当たりにします。しかし、運転手はどうすることもできません。運転手は後から来た乗用車の男性二人に見張りを頼み、自分は警察を呼びに市街まで行きました。

しかし、見張りを頼まれた二人は、恐ろしくなり現場から逃げ出してしまったのです。警官とハンターが着いた時には、釣り人は既に息絶えていました。翌日、このヒグマはハンターを襲い射殺されました。
体重およそ130キロ。推定年齢六歳のメスのヒグマだったそうです。 北海道のヒグマは、大きいも個体で体長3メートル、体重500キロを超えます。 近年、ヒグマと人間の遭遇事故は増加傾向にあり、人身事故も増えています。 クマは死肉を食べる習性もあるので、死んだふりは逆効果。また背中を見せて逃げるものを追う習性があるので、助かりたいなら静かに後ずさりするほうがいいようです。

大成町宮野事件〜本当にあった怖い話の詳細

住所 北海道 大成町
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