北海道のミステリー・パワー・スピリチュアル

カナチの情報

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カナチ

石狩川の辺りに住むカナチという女の子がいました。カナチはさえわたる如月の星空のように美しく冷ややかな美少女で、決して家から出ることはありませんでした。そんなカナチの姿を一目見たいと皆が思っていました。

ある日、少年が父に尋ねました。
「ねぇ、カナチって誰なの?」

「カナチというのは伝説の美しい娘だよ。しかし、家の外には出たことがないんだそうだ」

「へぇ、僕はカナチを見てみたいなぁ」

少年は、村の方へとかけて行きました。

少年は村のおばあさんにも訪ねました。

「ねぇ?カナチを知ってる?」

「伝説の美しい娘だね。たとえ悪魔でも心を奪われるそうだよ。」

少年はカナチの姿がどれほど美しいのか自分の目で確かめてみたいと思いました。

そんなある日少年が石狩川のほとりを歩いていると向こう岸に一人の少女を見つけました。
少年は不思議に思い、近づいてみると、驚きました。

その少女は、今まで見たことのない神秘的できれいな少女だったのです。

「カナチだ!」

少年は急いで村にもどり、自分が見た様子を村中ではなしました。
しかし、村人は信じてくれません。

「カナチは家の外には出ないんだぞ」

「嘘じゃない。本当にカナチを僕はみたんだ!」

すると、夕方ころになり村人たちが心配な顔で話をしていました。

「おい!カナチがいなくなってしまったそうだ!」

「病気の父を心配しているんだそうだ。」

「家の外へ出たんだ!」

と村人は皆でカナチを探しました。

カナチの姿が見つかりません。
カナチは病気の父に食べさせるサケをとりに石狩川に来ていたのです。

石狩川にはカナチを狙う悪魔がいたのです。
その悪魔は、カナチが外にでるのを一日千秋の思いで待ち受けていました。

突然、嵐が襲い悪魔の化けた大きな沼貝「ピプウシ」がゆっくりと口をあけたかのように石狩川がうねり、カナチが飲み込まれてしまったのです。

村人は悲しみに包まれていました。

「カナチが悪魔にのまれてしまった・・・・。」

カナチがのみこまれた後、カナチのいた川岸にはわすれな草が辺り一面に咲き誇りました。

人々は美しいカナチの生まれ変わりだと信じました。

いつしかこの場所は、ピプウシと呼ばれ今の比布(ピップ)という地名になった・・とも言われています。

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カナチの詳細

住所 比布
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