老木からパワーをもらおう!森の神様

北海道のミステリー・パワー・スピリチュアル

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森の神様

「森の神様」は北海道美瑛町のほぼ中央部、大雪山西麓に佇む巨木。大雪山に源流を持ち、人跡未踏の中を流れ下ってきた忠別川がようやく人里に遭遇するにあたり、原始の森の中にカツラの巨樹たちがひっそりと息づいている。その中で最も大きなものが、この森の神様だ!
地上2〜3m付近から発生した3本の主木が円形に合体して、ひとつの株を形成しており、樹高31m、幹周り11.5m、推定樹齢900歳のカツラの老巨木。

忠別川の氾濫原にあり、周辺はほとんどフラットな地形だが、いかにも湿潤な雰囲気でカツラの生育には最適の地のようだ。その源流付近は人も寄せ付けない未開の地は、その忠別川に育まれて成長するこのカツラは、なんとも贅沢な地を選んで萌芽している。
平成10年にボランティア団体が森林整備事業を行った際に、参加者らより『森の神様』と愛称をつけられ、林野庁が選定した全国の「森の巨人たち100選」に入っている巨木です。
森の神様から旭岳温泉方面へ車を走らせると「大雪山・旭岳(2,290m)」の雄大な景色を見ることができる。

大雪山は北に位置し、本州の3、000m級の山々に匹敵する高山環境にあり、高山植物群落の華麗な姿を身近に見ることができます。また、旭岳温泉のすぐそばには「駒止の滝」がある。
駒止の滝は旭岳を源とする勇駒別川にかかり、長さは推定20m、落差は推定10mほど。道道沿いに大きな看板があり、わずか100m程度歩けば駒止の滝が見られる。
先住民のアイヌの人々は、カムイミンタラ(神の庭)と呼び、その美しさを賛えました。『森の神様』はそんな大雪山の恵みを受け、大雪山を見守り、雄大な大雪山と清らかな勇駒別川に支えられながら、今も元気に育っている。

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